木目調看板や内装材に最適です!
「アルミ複合板を木目っぽくしたいんですが、どうしたらいいですか?」というご相談、実はとても多いです^^
今回は初めてのお客様にもわかるように、とっつきづらい専門用語などはできるだけ使わず、アルミ複合板を木目調に仕上げる代表的な方法を順番にご紹介していきたいと思います!
「カフェのような木目の看板を作りたい!」「店舗の壁面だけ木目調にしたい」「水まわりを木目でリフォームしたい」など、イメージをお持ちのお客様にも読んでいただきやすい内容にしましたので、よろしければぜひご覧くださいませ!^^
まずはおさらい:アルミ複合板ってどんな板材?
アルミ複合板は、薄いアルミ板でプラスチックの芯材(発泡ポリエチレンなど)をサンドイッチした軽量ボードです。見た目は一枚板に見えますが、内部は“軽くてコシのあるプラスチック”、表面だけアルミで覆われているイメージですね。
看板業界では、
- 店舗のプレート看板
- 工事看板・案内看板
- 駐車場看板・フェンス看板
などでほぼ毎日のように使われている材料です。屋外で雨ざらしでも使える耐水性と、ベニヤ板よりも反りにくくて軽いという点が大きなメリットです。
そのため、最近では看板だけでなく、
浴室まわりのリフォーム・洗面所まわりの下地・キッチンカーの内装など、建材としてご利用いただくケースもとても増えています。
アルミ複合板は“白か黒の板”なので、そのままでは木目にはなりません
よくお問い合わせで「木目のアルミ複合板はありますか?」と聞かれるのですが、基本的にアルミ複合板は白・黒・シルバーなどの単色板がメインです。木目そのものの柄が最初から付いている板はほとんどなく、
「板そのものは無地、上からシートを貼ってデザインを作る」というのが基本の考え方になります。
看板であれば、インクジェットシート(フルカラー印刷シート)をアルミ複合板に貼ることで、写真・ロゴ・文字などを自由に表現できます。この仕組みをそのまま応用すれば、木目調のアルミ複合板も簡単に作ることができます^^
一番お手軽:木目柄のインクジェットシートを貼る方法
まず最もスタンダードでコスパの良い方法が、木目柄を印刷したインクジェットシートをアルミ複合板に貼るやり方です。
- 木目の写真やデザイン素材を使ってフルカラーで印刷
- そのシートをアルミ複合板に貼り付けて仕上げ
- 上からUVカットラミネートをかければ屋外耐久もアップ
という流れで、「木目っぽい板が欲しい」→「木目デザインのシートを貼ったアルミ複合板を作る」というイメージです。
例えば弊社でも、
- カフェのロゴを入れた木目調のプレート看板
- ヘアサロンの料金表を木目の背景に載せたメニュー看板
- マンションの案内板を木目ベースで落ち着いたデザインに
といったご依頼を多くいただいております。
木目の色味を変えたり、少しビンテージ風にしたりといったデザインのアレンジもしやすいので、「お店の世界観を出したい!」というお客様にはとてもおすすめの方法です^^
・シートを貼る前に、アルミ複合板の表面のホコリや油分をしっかり取ること。
・大判になるほど気泡が入りやすいので、スキージー(ヘラ)や石けん水貼りなどプロの道具・手法があると仕上がりがきれいです。
「失敗したくない…」という場合は、印刷から貼り加工まで丸ごとお任せいただく方が安心です^^
質感までこだわるなら「3M ダイノック」「サンゲツ リアテック」
「写真の木目もいいけど、触ったときの質感や高級感にもこだわりたい!」というお客様には、3M ダイノックフィルムやサンゲツ リアテックといった“化粧フィルム”を組み合わせる方法がおすすめです。
これらは
- 本物の木目に近い凹凸(エンボス)がある
- 色柄バリエーションが非常に豊富(木目・石目・メタルなど)
- 内装材としての耐久性・耐汚染性に優れている
といった特徴があり、商業施設・ホテル・オフィス・病院などの壁面や家具の化粧仕上げにもよく使われています。パッと見ただけでは「本物の木?」と感じるくらいリアルな木目も多いです。
アルミ複合板の上にダイノックやリアテックを貼ると、
- 見た目は木製パネルのような高級感
- 実際の芯材は軽くて扱いやすいアルミ複合板
という“良いとこ取り”のプレートが作れます^^
実際に弊社でも、ホテルのフロア案内板やクリニックの受付まわりのプレートなど、「品のある木目プレート」を作りたい案件で採用いただくことが多いです。
ダイノック・リアテックの材料手配だけでも大歓迎です!
「柄が多すぎて選べない…」という場合も、お店や空間の写真を送っていただければ、近いイメージの柄をご提案させていただきます^^
ホワイトボードも“木目調+マグネット対応”にできます
少し応用編ですが、スチール複合板+木目シート+ホワイトボードラミネートを組み合わせることで、
「木目調のマグネット対応ホワイトボード」を作ることもできます。
弊社では、例えばこんなご依頼をよくいただきます。
- バスケットボール・サッカーなどの作戦ボード
- 営業チームの進捗管理ボード(木目×マグネット)
- 医院・クリニックの当番表やシフト表
ベースにスチール複合板を使うことでマグネットが使えるようになり、その上に木目柄やコート図を印刷したシートを貼り、さらにホワイトボード用ラミネートを重ねることで、「書いて消せる+マグネットも使える+木目がおしゃれ」という、既製品にはなかなかないホワイトボードが完成します。
作り方のイメージとしては、
- スチール複合板をご希望サイズにカット
- 木目柄や罫線入りのインクジェットシートを貼る
- ホワイトボード用の透明ラミネートフィルムを貼る
という3ステップです。
「既製のホワイトボードだとサイズが合わない…」「もっとデザインにこだわりたい!」というお客様には、ぴったりのオリジナル製作方法です^^
看板として木目を使うときのポイント
看板用途で木目調アルミ複合板をお考えの際は、「どんな距離から見られる看板か?」を意識していただくと、デザインの方向性が決めやすくなります。
- 近くで見る看板(入口横の案内プレート・表札系)
→ 木目の目も細かく、落ち着いたトーンが人気です。 - 少し離れたところから見る看板(道路沿い・駐車場看板)
→ 木目はあくまで“背景”にして、文字をしっかり太めに・コントラスト高めにするのがおすすめです。
特に道路沿いの看板などで木目を濃くしすぎると文字が読みにくくなることがあるため、「木目は薄め+文字色はしっかり濃く」のバランスを意識していただけると失敗が少ないです。
弊社でも、デザインからのお任せご依頼を多くいただいておりますので、「こんなイメージの木目で、こんな内容を入れたい」とざっくりお伝えいただくだけでも大丈夫です^^
アルミ複合板にするか、別の板にするか迷ったら…
最後に、木目調にしたいときの「材料選び」のざっくり目安もまとめておきます。
- 軽さ・コスパ・屋外使用のバランス重視
→ アルミ複合板+木目インクジェットシートがおすすめ - 室内向けで、リアルな質感・高級感を重視
→ アルミ複合板や下地ボードに、ダイノック/リアテックを貼る方法 - マグネットも使いたい・ホワイトボードにしたい
→ スチール複合板+木目/罫線+ホワイトボードラミネート
「どれが正解」というよりも、用途とご予算・求める見た目によっておすすめが変わってきます。
図面や現場のお写真を一緒にお送りいただければ、看板・ホワイトボード・内装仕上げも含めて、最適な組み合わせをご提案させていただきます!
木目調のアルミ複合板・ホワイトボードもお任せください!
3M ダイノック・サンゲツ リアテック・プレート看板製作まで、まとめてご提案可能です!
「こんな木目の雰囲気にしたい」「この写真みたいにしたい」など、ざっくりしたご相談でも大歓迎です^^
3M ダイノックフィルムの販売一覧はこちら→
サンゲツ リアテックの販売一覧はこちら→
木目調プレート看板の製作はこちら→
※「アルミ複合板の厚みはどれが良い?」「どのフィルムが向いている?」など、材料選びだけのご相談も大歓迎です。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ!

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