両面粘着付きスチレンボードの便利な使い方と注意点｜プロが解説

『アルミ複合板PRO通販ショップ』Webスタッフ中西です。

「貼るだけで完成」できる便利なパネル素材として人気の両面粘着付きスチレンボード
展示・看板・模型制作など、あらゆる現場で活躍している商品ですが、選び方や貼り方を間違えると仕上がりに差が出てしまいます。

今回は、実際に現場経験のある看板・ディスプレイ業者の視点で、両面粘着付きスチレンボードの正しい使い方と注意点を詳しく解説したいと思います！

---

両面粘着付きスチレンボードとは？

両面粘着付きスチレンボードは、発泡ポリスチレンを芯材にしたボードの両面に粘着シート（両面テープ状の糊）があらかじめ施工されているパネルです。

表面の剥離紙をはがすだけで、印刷メディアや掲示物を即座に貼り合わせることができるため、短納期の案件や大量製作現場で重宝されています。

展示会で使用するポスターを貼る！
写真展を開催するために写真を貼る！

といった場合も、スチレンボードやポスター・写真へのりを塗る必要がなく、粘着付きスチレンボードであれば簡単に貼ることが可能ですので作業時間が大幅に軽減することが可能です^^

主なスペックの特徴

• 芯材：高白色スチレンボード（発泡ポリスチレン）
• 厚み：5mm／7mmが一般的（展示パネル用）
• 両面強粘着糊付き（アクリル系 or ゴム系）
• 片面クラフト紙保護 or 両面剥離紙あり

---

両面粘着付きスチレンボードの便利な使い方5選

① 展示会パネル・POP制作に

インクジェット出力紙やラミネート済のポスターをそのまま貼るだけで完成。時間がないときでも糊ムラなくきれいに仕上がるため、展示会業界では定番です。

② 会社案内・学校案内の掲示物パネル化

印刷物をパネル化して掲示する際に、両面粘着ボードを使えばボンドやスプレー糊不要で貼付け可能。事務職や学生でも扱いやすく、掲示物がきれいに保てます。

③ 写真・フォト展示の裏打ちに

写真パネルを展示用に仕上げるとき、裏打ちとして両面粘着ボードが活躍。反りが少なく、切断面も美しいため、展示美術にも適しています。

この投稿をInstagramで見る

Akane(@uiuitsu)がシェアした投稿

④ カルプ文字や切り文字の仮貼り施工台として

粘着性を活かして、カルプ文字やアクリル文字の仮止め位置確認用ボードとしても利用可能。実寸印刷物を貼ってガイドにできます。

⑤ 自作のパネル什器・POPスタンドに

紙やフィルム素材のPOPを板状にして自立させたい場合に最適。工作やDIYユーザーでも、店舗什器のような質感に仕上げられます。

使用時の注意点・トラブル回避策

① 一発勝負の貼り合わせに注意

一度貼ると剥がせない強粘着タイプが多いため、貼り直しができません。慎重に位置を合わせてから貼り込みましょう。

② エア噛み・シワの発生

剥離紙を一気にはがさず、片側から少しずつ剥がしながらヘラやローラーで押さえると、気泡・しわを防げます。

③ 湿度・温度による反り

屋外や高湿度の場所では糊の劣化やボードの反りが起きる場合があります。屋内短期利用が基本です。

④ 印刷紙との相性

光沢紙・ラミネートフィルムは粘着力が強すぎると伸びやすいため、事前にテスト貼付けをおすすめします。

⑤ 保管時の重ね置き注意

重ねて置くと粘着同士がズレて凹みが出ることがあります。保管は立て掛けか1枚ずつスリップシートを挟んで管理を。

---

おすすめの両面粘着付きスチレンボード（sutiren.com取扱商品）

両面粘着付きスチレンボードは下記のハレパネ・のりパネ・ウッドラックパネルのピタパネなどがございます。
正直どちらの商品を選ばれましても品質的には大きな差がございませんので、ご希望のサイズや厚みがあるものを選ばれるお客様が多いです^^

まとめ｜両面粘着付きスチレンボードは「時短・仕上がり・効率」すべてに◎

貼るだけでパネルが完成する両面粘着付きスチレンボードは、展示・店舗・教育・DIYなどさまざまなシーンで活躍する便利素材です。

しかし使い方を間違えると仕上がりにムラが出たり、失敗が取り返せなくなったりするため、上記のポイントをしっかり把握して活用しましょう。

用途に合った厚み・粘着強度の商品を選ぶことが成功のカギです。